訪問者を惑わせる斜め交差に2層構造…
梅田の地下街が人を迷わせるのは、主に次のような理由が挙げられる。
(1)地下道が碁盤目状でないため、交差点が直角ではなく斜めになっている地点が多い
(2)傾斜した地形のため、同じ地下1階でも数メートルの高低差が生じる場所がある
(3)地下1階と地下2階の2層構造になっている
こうした理由から、移動しているうちに方向感覚を狂わされたり、何階にいるのか分からなくなったりしてしまう。
そもそも、なぜこのように複雑な構造になってしまったのか。梅田の地下街は、昭和17年にJR大阪駅南側に地下道ができて以降、後発の地下街やビルが次々と連結して拡大。傾斜した地形で同じ地下1階でも平行に連絡できない場所があったほか、地上の道に沿って地下道も斜めになってしまった。さらに、地下街や地上のビルが別会社だったことも災いし、不完全な案内図も多かった。