姿勢が悪いと…「腰を立てて座る」に注目 子供の集中力持続する効果も (1/4ページ)

2016.4.17 07:11

 ■姿勢正すクッションも人気

 新年度を迎え、心機一転仕事や勉強に励もうと思っている人も多いだろう。でも、座るときの姿勢が悪ければ集中力がそがれ、腰痛や肩こりなど体調不良の原因にもなる。近年「腰を立てて座る」ことが注目され、椅子の上に置いて姿勢を矯正する機能性クッションも人気を集めている。(加納裕子)

 立腰教育

 腰骨を立てて座る「立腰(りつよう)」を最初に提唱したのは教育哲学者で元神戸大教授の故・森信三さん。お尻を突き出して腰を前に突き出し、下腹部に力を入れる座り方を推奨し、現在も「立腰教育」として全国の保育園や幼稚園、小学校などで取り入れられている。

 立腰教育の普及に携わった森さんの門下生、寺田一清さん(90)によると、立腰教育は「体のあり方が心に影響し、心のあり方が体にも影響する」とする思想「身心相即」に基づいている。寺田さんは「腰骨を立てることで集中力が持続し、結果として物事を結実させる力にも結びつくのです」と説明する。

悪い姿勢で長時間座っていると、実際に体の不調を引き起こすことも

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。