【江藤詩文の世界鉄道旅】タリス(3)ベルギーとフランスは同じ!? 国境を越えて走る紅の特急列車 (1/2ページ)

2016.5.29 18:00

二等車側からウェルカムバーへ向かうエントランス。朝早いせいか何かを食べている人は意外と少なかった

二等車側からウェルカムバーへ向かうエントランス。朝早いせいか何かを食べている人は意外と少なかった【拡大】

  • バーカウンターの壁には4カ国語で「ようこそ」と書かれている
  • タリスの外観と観光名所をデザインした紙袋や紙コップの写真を撮っていたら、お土産にいくつももらってしまった
  • ホットチョコレートとワッフルで4ユーロちょっと。インスタントの袋を客の目の前で破く大ざっぱな感じも……日本人の私には新鮮だった
  • ウェルカムバーの内装といい、とにかくデザインがお洒落なタリス

 紙コップ入りのホットチョコレートを注文したら、付け合わせがごっそり付いて来た。内訳は砂糖が2本にミルクが3個、スティックチョコレートが1本。絶対に砂糖入りに決まっているのに、なぜさらに砂糖をくれるのだろう。念のために味見するとやっぱり甘い。

 ここは“ルージュトレイン”の愛称で親しまれている特急列車「タリス」の食堂車。「ウェルカムバー」なんて可愛い名前がついている。外国で食堂車に乗るのは、私の数少ない趣味のひとつ。しつこく繰り返すが“二等車の通路側”という鉄道愛好家にあるまじき座席では手持ち無沙汰になり、そそくさと食堂車へ繰り出した。

 実は私は心に決めていた。しつこく繰り返すが“一等車には付いてくる朝食”を車内で食べようと。

 渡されたA4ペラ1枚のメニューをためつすがめつすると、ハムとチーズのサンドイッチやクロックムッシュ、今月のクラフトビールなんてのもあって目を奪われる。が、よく読み込むと落とし穴があって、これらのすべての注文は午前10時からになっている。

 このあたりでかなり気落ちしたが、セットで注文すると1ユーロお得な朝食セット7ユーロなりを注文してみた。すると「食べ終わる前に到着してしまいますよ」。……という経緯で、スーパーマーケットで買った6個とか8個とかのバリューパックが山ほどスーツケースに詰まっているというのに、「ベルギーらしいもの」と、それとまったく同じワッフルと冒頭のホットチョコレートに落ち着いたわけだ。

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