デザフェスやワンフェスで生まれる次代の才能 個人クリエーターが作品アピール (2/3ページ)

2016.6.19 12:00

黒地に銀のマーカーで文字を書き込んでいくJoshuaさんの作品

黒地に銀のマーカーで文字を書き込んでいくJoshuaさんの作品【拡大】

  • 本物のように見える動物のフェルトバッジ
  • 内田明理さんが手がける新キャラクター
  • キャラバンズのオリジナルキャラクター「クムム」
  • 昨年の「學展」に出展していた内山航さんは高校生

 出展者の中には、コナミデジタルエンタテインメントで「ラブプラス」などを手がけ、今はユークスで新プロジェクトに挑んでいるゲームプロデューサーの内田明理さんの姿も。ネット上で展開しているプロジェクト「つんでれチャネル」から生まれたキャラクターのグッズを販売していた。

 キャラバンズ(東京都新宿区)という、主にゲーム向けのCG制作を手がけている企業も出展していて、独自に作った「クムム」というオリジナルキャラクターのグッズを見せていた。3Dプリンターでパーツを出力して組み立てたフィギュアもあって、歪みのないフォルムが、元となった3Dデータ制作の確かさを見せていた。

 フィギュアの価格は7000円だが実は赤字。持っている技術やデザイン力を、オリジナルのキャラクターの形にして世に訴えたいと制作して販売した。テレビでアニメーションが放送された「石膏ボーイズ」を企画したザリガニワークス(東京都渋谷区)のように、デザインフェスタの場で発想力や企画力をアピールして、企業として大きくなっていったところも少なくない。キャラバンズも後に続こうと懸命だ。

 オリジナルの雑貨も豊富。COSUMI GINNという出展者のブースに並んでいたのは、犬や猫といった動物の顔を羊毛フェルトで作ったバッジ。実際の犬や猫の写真を見ながら、違った色の糸を指して描いていくことで、生きているかのような表情を持った犬や猫が浮かび上がる。死んでしまった愛犬や愛猫の写真を持ち込み、作って欲しいと頼む人もいるとのこと。ビジネスへと広がりそうなアイデアだ。

道草という名前のブースが出していたのは苔のテラリウム

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