
プログラミングできるブロックで先駆的なレゴも出展【拡大】
以前からデジタルデバイドという言葉で、コンピューターが使える人と、使えない人との間に生まれる格差が問題になっていたが、今は使えて当たり前。「ITを使うだけでなく、作れる人になっていく」。それによって収入も仕事の範囲も大きく変わってくる。「創造する力。プログラミングというツールを使い、新しい価値を生み出す力。それらを養っていくことで、どこに言ってもコラボレーションが出来るようになる」。日本にとどまらず、世界という舞台で自分を発揮できる人材を育てる意味でも、プログラミング教育は重要と言える。
「コンピューターやITは、子供を危険にさらすものではない。未来への扉を開くもの。その素養を教えるプログラミング教育を普及させることが、私たちDeNAグループの夢のひとつだ」と南場氏。実践として、佐賀県武雄市と組んで、小学校を舞台にしたプログラミング授業を展開している。最初は何も知らなかった子供が、簡単なゲームを作り、映像の見せ方にも工夫をこらすようになっていく。「先生が、給食の後は寝てしまうような子供でも、夢中になっていたと話していた」。終了後の調査では、ほとんどの児童や先生が、もっとやってみたいと言っていたという。
「コーディング、他校や他国との連携作業、物を動かすプログラミングを組むのが次のステップ」。そうやって育まれた知識とコミュニケーション能力を駆使して、グローバルに活躍できる人材が増えていく。個人として、そして国として将来にわたって潤っていく意味からも、プログラミング教育の重要性に、もっと関心を向ける必要がありそうだ。