世界中で大ヒットした英国の小説「ハリー・ポッター」シリーズの続編となる劇「ハリー・ポッターと呪いの子」の英語の脚本が31日、出版された。2007年の前作「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後の世界が描かれている。11月15日に日本語版も出版される予定。
続編は、「完結編」とされた前作に続くシリーズ8作目となる。主人公ハリー・ポッターは学齢期となった3人の子の父で、魔法省で働きながら「過去」と対決する。
劇は7月30日、ロンドンの劇場パレス・シアターで初公演された。出版された脚本は公演に先立つリハーサル期間のものをベースにした「特別リハーサル版」。J・K・ローリングさんや脚本家ジャック・ソーン氏らが共同で劇を手掛けた。
「ハリー・ポッター」シリーズは1997~2007年に出版され、世界中で4億5000万部以上が売れた。(共同)