虫刺されのリスクは感染症だけではない。刺された部位が異常に腫れる「蚊刺(ぶんし)過敏症」や、かきむしってできた傷に細菌が入り「とびひ(伝染性膿痂(のうか)疹)」になることもある。とびひは、抗菌薬で1週間ほどで治るが、抗菌薬に抵抗性を持つ細菌では治療が長期化するほか、腎炎を引き起こす危険がある。岡部所長は「屋外の蚊がいそうなところで子供が遊ぶときには、使用法を守った上で使うといい」とする。
虫よけ対策は虫よけ剤の使用だけでなく、長ズボンを着用したり、庭先に蚊が卵を産み付けやすい水たまりを作らないようにしたりすることも大切だ。