救急車「不搬送」が全国で突出する大阪市 「ゴキブリこわい」で呼び出すことも (2/3ページ)

2016.8.27 17:07


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 不搬送は年々増加傾向で、ここ3年は20~21%程度で推移。他の政令市(25年)をみると、神戸市の17・1%を除くと、15%以下にとどまっており、平均12・7%。大阪市の割合は突出している。

 到着すると「もういい」

 どうして、119番の通報をしているのに、不搬送になるのだろうか。搬送を拒否したケースの記録をみると、安易な通報例もうかがえる。

 飲食店の従業員と思われる通報者は「1時間ほど前に来店した客が、注文をせずに寝込んでしまった。起こそうと呼びかけたが起きない」と救急要請。また、別の店舗の従業員が「仕事中にゴキブリをみて驚き、不安になった」と救急車を呼んだ例もあった。

 ある救急担当者は「『母親がベッドから落ちた』と要請があり、救急隊がかけつけてベッドに助けあげたら、『もういいわ』と言われ、帰ったこともある」と苦笑いする。

「本人以外が通報する場合もあり、かけつけて重症とわかる場合もある」

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