担当者は「本人以外が通報する場合もあり、かけつけて重症とわかる場合もある。そもそも要請されれば救急隊は出場するので、『呼ばないで』と言うつもりはない」と強調したうえで「救急車を呼んだ方がいいかどうか本人に確認するなど、できるだけのことをしてほしい」と話す。
#7119を利用して
救急出動件数全体も増加傾向にあり、所有する救急車の台数では、対応しきれないとして、大阪市は平成18、19年に救急隊を10隊増設しているが、それでも21年から出動件数は右肩上がりで、過去最高を更新し続けている。昨年は2・4分に1回のペースで救急車が出場している計算だ。
「搬送拒否」をしたケースでは、入電から消防署に戻るまでに2時間以上かかったケースが162件もあったことも判明。不搬送の事例が、救急活動に及ぼす影響は小さくない。
大阪市をはじめ、府内の市町村では、電話窓口「救急安心センターおおさか」(電話#7119)で、病院に行った方が良いのか、救急車を呼んだ方が良いか、といったことを看護師らに相談できる窓口を設置している。
大阪市の救急担当者は「どうしたら良いのか分からない場合は、#7119を活用してほしい」と話している。