
「南海トラフ巨大地震は2038年ごろ」。元京大総長で京都造形芸術大の尾池和夫学長は、過去のサイクルからこう予測しているが…【拡大】
マンガで伝えたい
実は、こうした広報の重要性に気づいたのは、京大総長時代にプロデュースした京大名物「総長カレー」だった。
レトルトカレーを地元テレビ局へ発売を許可したところ、「ただで京大を宣伝してくれる効果が大きかった」。総長カレーを食べれば京大に合格できる“都市伝説”まで生まれたという。
現在、学長を務める京都造形芸術大では、宇宙や地球、日本列島の仕組みを紹介するマンガを出版する計画を進めている。
また学生たちと動画づくりに挑戦するなど、新たなメディアを使った実験にも取り組んでいるといい、「これまで文章や講演だけでは伝わらなかった地震学の知識を世間に広く伝えていきたい」と意気込んでいる。