
スープカレーの味を決めるのに欠かせないというタマネギを手にする大竹雅人店長=東京都渋谷区【拡大】
アキダイの秋葉弘道社長によると、台風以外にも大雨や高温により各地で野菜の生育が悪かったことも価格を押し上げる要因になっている。タマネギは春先の出荷量が多い佐賀県でカビが流行し、北海道産入荷への期待が高まっていたところで台風が直撃した。
「多くの野菜が品薄。仕入れも取り合いで、今後も高値が続きそう」と話す。
◆のりきりレシピ
家庭でできる対策はないだろうか。料理研究家の小山有紀さんは「価格が安定している冷凍野菜や、トマト缶など缶詰に加工されている野菜を利用してみては」とアドバイスする。
小山さんによると、冷凍野菜や缶詰の野菜は、収穫したての状態をすぐにゆでるなどして加工されたものが多く、栄養価が損なわれにくい。加えて、下ごしらえなど調理の手間も省くことができるので、一石二鳥だという。
また、最近は切り干しダイコンのように乾燥させた野菜の種類も豊富になっており、小山さんは「乾燥させたゴボウやニンジンなどもある。生鮮野菜売り場以外にも目を向けてみると、手頃な価格で手に入る野菜がたくさんある」と話す。
また、全国で料理教室を開くベターホーム協会(東京都渋谷区)では、ホームページ上に「野菜高騰のりきりレシピ」を掲載(http://www.betterhome.jp/public/release/yasai.php)。ダイコンの葉の部分やニンジンやレンコンの皮を使ったきんぴらなど節約メニューを紹介している。
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