
まいまい京都のツアーで嵐山を案内する梅林秀行さん(先頭)と参加者たち。出演している「ブラタモリ」効果もあり、人気が上昇している=京都市右京区【拡大】
大工の棟梁(とうりょう)や寺の住職、猟師、花街の太夫など、バラエティーに富む約300人が、京町家めぐりや銭湯のタイル絵鑑賞など、思い思いの企画を行っている。
どれも従来のツアーやガイドブックにはない魅力にあふれていると盛況で、府外だけでなく、京都の参加者も半数近くいる。
梅林さんがブラタモリに出演し、タモリさんと軽妙な掛け合いを見せたことが大きな反響を呼び、ツアーの定員もほぼすべて満員となった。
今年5周年を迎えたが、全体の延べ参加者数は約2万2600人(昨年12月末現在)となっている。
金太郎飴ではなく…
多くの有名観光スポットを有する京都でなぜ、こうしたツアーに注目が集まるのか。