
まいまい京都のツアーで嵐山を案内する梅林秀行さん(先頭)と参加者たち。出演している「ブラタモリ」効果もあり、人気が上昇している=京都市右京区【拡大】
ブラタモリ出演以降、他の観光業者からのツアー依頼も多く受けるようになったという梅林さんは、従来の観光スポットをめぐるツアーについて「金太郎飴(あめ)のように、場所も、語り方も固定的」と指摘。「お客さんは、とても勉強熱心なんです」と話した。
ブラタモリをきっかけに、まいまい京都を知り、これまで各ツアーに20回以上参加している大阪府枚方市の40代女性会社員は「ガイドさん個々の興味に従って、教科書に載っていないような話がいろいろ聞けるのがとても楽しい」と魅力を語る。
参加者増を受けて、まいまい京都は今後、さらにツアー数を増やす。
以倉代表は「観光名所の多い京都だからこそ、見えにくくなっている地元の魅力や多様性を、より多くの人に感じてほしい」と話している。