しかし4人は入社からわずか12日間で、サロンを去ることになる。退職までの経緯はサロン側と女性側で言い分が大きく食い違う。まずはサロン側の訴状をもとに当日の様子を振り返る。
「きょう退職するわ。数日間働いた給与分の金を今すぐ払え。払わない場合は入館証は私らのもんや」
昨年3月末、女性Aはサロンマネジャーにこう言い放ち、威圧的口調で「恐喝」してきた。給与振り込みは毎月20日のため、マネジャーは即日入金できないと説明したが、Aは納得せずに店舗内でわめきちらしたうえ、入館証を「持ち逃げ」した。
普段からAら4人はマネジャーを無視したり、反抗的態度を取ったりしていたことから、マネジャーはAらが入館証を勝手に使い、店舗の破壊や略奪行為に及ぶのではないかと不安になった。このため、特例として給与を4月1日に支給する手続きを整え、振り込みを約束した。