「ブラック企業だ…」と女性社員が集団退職 ブチ切れ社長と女性らの提訴合戦に発展 (3/5ページ)

2016.10.12 17:27

 Aらは同日中に入館証を返還しにきたが、その際も「給与払われんかったら弁護士使ってでも訴えてやるわ。離職票もとっとと送ってや」と暴言を吐いたという。

「怖いんですもん…」

 こうした恫喝(どうかつ)行為は本当にあったのか。実は女性側は、このときのやりとりを録音していた。4人の反訴状や録音データによると、4人とマネジャーの会話は以下のようなものだった。

 女性A「今日で退職させていただきます」

 マネジャー「分かりました」

 女性B「私の実力ではできないなあっていう判断です」

 女性C「続けていく自信がないので辞めさせてください」

 マネジャー「はい、分かりました」

 退職の理由について4人は、研修内容が不親切で丁寧な技術指導がなかったためだと説明した。その後いったん帰宅したが、再度手続きのためにサロンを訪れた際、マネジャーから入館証の返還を求められた。

 Aにはサロンに対する不信感があった。

 A「給料入ってからでないとお渡しできないんです。怖いんですもん。何か一筆書いてもらったら安心できるんですけど」

 マネジャー「こちらは支払う義務があるから安心していただいて…」

 A「それでも怖い…。いやあ怖いですね、やっぱり。給料すぐ振り込んでくれるんですか? 本当にちゃんと振り込んでくれるんですね」

 マネジャー「早くて今週中に手続きが済みます」

 その言葉を信じ、Aらはその場で入館証を返却したという。

4人のもとに届いたある文書が平穏な空気を切り裂いた

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