夫の“パワハラ退職”で傾いた共働き家計 支出額を見直してみたら…夫婦ともに「絶句」 (2/6ページ)

 ▼支出計38万円 別財布の夫婦ともに「絶句」

 ただし、次の職場はまだ決まっていません。

 年齢的なことも考えると、すぐに職が見つかるとも思えないということで、数カ月間は失業手当をもらいながら生活していこうと考えています。そのため、収入の軸をしばらくはKさん本人(妻)にして、できるだけ毎月の収入の中で生活し、貯蓄は減らしたくないと思っているそうです。

(プレジデント社より)

(プレジデント社より)

 現在の夫の収入は、役職定年後の減額された給料で手取り20万4000円ほど。妻であるKさんの収入は手取り26万2000円ほど。毎月の収入は、夫婦合計で約46万6000円です。

 一方、支出は、これまで「別財布」だったので互いに支出額を理解していなかったといいます。今回、私が聞き取りをしながら合算していくと毎月38万円ほどだとわかりました。「え?」「そんなに……」。互いにむちゃな支出はしていないつもりでしたが、大人2人暮らしでこんなにかかっているとは、と驚いた様子でした。

 月の支出を38万円から26万円へ減額できるか?

 Kさんだけの収入で生活できるようにするには、毎月の支出を38万円から26万円まで、約12万円分を減らす必要があります。この減額幅は大きく、簡単ではありません。生活費を縮小していくことも必要ですが、やはり、多少の貯蓄を切り崩しつつ、できるだけ早く仕事を見つけてペースを取り戻すことも考えなくてはいけません。

 まずは当面の収入計画について考えました。

食費8.3万円、水道光熱費2.8万円、生命保険3.1万円……

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