夫の“パワハラ退職”で傾いた共働き家計 支出額を見直してみたら…夫婦ともに「絶句」 (4/6ページ)

 通信費(1.2万円)は全く使わない固定電話代がもったいなく、解約しました。お2人ともスマホだけで十分と感じているので、電話番号はそのままで格安スマホに変えました。生命保険(3.1万円)は保障を見直し、現在の家族状況から過剰だと思える部分を解約しました。日用品(1万円)については、別居している息子の子どもが遊びに来た時のために、買い置きしていたおむつやティッシュ、賞味期限の長い幼児用おやつなどが含まれていたので、ある程度減るまでは追加で買わないことにしました。

 交際費(6000円)は夫の職場での交流が少なくなったので減りましたし、新聞も2紙取っていたのを1紙に減らしました。妻のヘアカラーも、美容院に行くのを控えて自宅で染めるなど、削減の工夫ができました。

 毎月10万円の住宅ローンがまだ15年も残っている

 こうして、少しずつ切り詰めていくと月6万1000円の生活費を削減することができました。目標の12万円削減にはまだ届きませんが、約16%の削減に成功したことになります。私の経験上、家計簿に向き合い、見直そうと決意すれば、月数万円のコストカットは十分に可能です。

 Kさん宅の懸念材料は、毎月10.2万円(ボーナス払いはなし)の住宅ローンの支払いが、あと約15年分残っていることでした。妻の収入だけになると、この負担は重くなります。しかし、調べてみると、Kさん宅の場合、夫が60歳になったとき約1500万円の退職金がもらえることがわかりました。

それでも毎月6万円の赤字

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