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中年の底力が試されるのはTHE BLUE HEARTSの曲である。あのジャンプを息切れせずにどれだけ繰り返すことができるか。これまた、体力と、体型が問われるだろう。
さらにはコール・アンド・レスポンスだ。ライブでお馴染みだ。何か呼びかけて、相手の反応を得る、と。
今時の若者は、地下アイドルのライブのように、カラオケをケミカルライトで盛り上げたりする。気持ちは分かる。ただ、我々中年は、フィジカルな力でカラオケを盛り上げたいものだ。さあ、忘年会シーズンだ。合いの手力で若い奴らを圧倒せよ! ネクタイはもちろんハチマキに!
【プロフィル】常見陽平(つねみ・ようへい)
千葉商科大学国際教養学部専任講師
働き方評論家 いしかわUIターン応援団長
北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より千葉商科大学国際教養学部専任講師。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演に没頭中。主な著書に『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社)『僕たちはガンダムのジムである』(日本経済新聞出版社)『「就活」と日本社会』(NHK出版)『「意識高い系」という病』(ベストセラーズ)など。
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【常見陽平のビバ!中年】は働き方評論家の常見陽平さんが「中年男性の働き方」をテーマに執筆した連載コラムです。更新は隔週月曜日。