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「どう使い分けてるんですか?」と聞き返したところ、「いただいたボールペンは高級なものなので、契約書にサインをいただくときや重要な意思判断をしていただいたときにお相手に差し出し、このペンでサインをしてもらっています。しかし、場合によっては高級感が嫌味な印象を与えることもあります。それにボールペンをそのまま差し上げた方がいい場合、いただいたボールペンはさすがにお渡しできないですから、そういったことを想定し、常に2本持ち歩いてます」とのことでした。
私たち受付嬢にとってその方はもちろん「お客様」でしたが、逆にその方にとって私たち受付嬢が働く会社こそ「お客様」です。ビジネスアイテムを介して相手を敬い気遣う気持ちは、非常に勉強になりました。
今回はみなさんが普段から使っている「アイテム」を一流のお客様が一風変わった使い方をしているお話をさせていただきました。何か特別なものが必要な訳ではないんですね。ぜひみなさんも日常触れているアイテムを使って、自分らしいおもてなしのスタイルを考えてみてはいかがでしょうか。
【プロフィル】橋本真里子(はしもと・まりこ)
ディライテッド株式会社 代表取締役CEO
1981年11月生まれ。三重県鈴鹿市出身。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)英語英米文学科卒業。2005年より、トランスコスモスにて受付のキャリアをスタート。その後USEN、ミクシィやGMOインターネットなど、上場企業5社の受付に従事。受付嬢として11年、のべ120万人以上の接客を担当。11年という企業受付の現場の経験を生かし、もっと幅広い受付の効率化を目指し、16年1月にディライテッドを設立。17年1月に、クラウド型受付システム「RECEPTIONIST」をリリース。
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【元受付嬢CEOの視線】は受付嬢から起業家に転身した橋本真里子さんが“受付と企業の裏側”を紹介する連載コラムです。更新は隔週金曜日。