そこで、それぞれの青果物の特性をまとめた「品目特性カルテ」を作成した。3県の農業研究機関がそれぞれの産地の野菜や果物について鮮度維持に最適な保存温度、エチレンガスの発生量や感受性、呼吸の速度などを調査。「実際に0度、5度、10度の温度で保存したり、強制的にエチレンガスにさらしたりして青果物の状態を確認した」とシステムの開発を担当するNECソリューションイノベータ九州支社・共創事業推進グループの中浦秀晃・上級プロフェッショナルは説明する。
このカルテをデータベース化し、クラウドコンピューター上でその情報を輸出事業者に提供。複雑な青果物の混載パッケージを簡単に作成できる仕組みの構築を目指している。ただ、「コンソーシアムが目指しているのは、それだけではない」と中浦・上級プロフェッショナルは強調する。最終的な目標は、地域をまたがり青果物輸出をワンストップでサポートできるクラウドサービスの提供だ。