社長になる人は何が違うのか? 今回の社長を目指す法則・方程式…「カラーバス効果」 (3/4ページ)

社長になる人は何が違うのか?(Getty Images)
社長になる人は何が違うのか?(Getty Images)【拡大】

 課長は課の「視点」「視野」「視座」にロックインされ、部長は部の「視点」「視野」「視座」にロックインされ、役員は部門あるいは経営における自身が責任範囲とされているテーマの「視点」「視野」「視座」にロックインされる。当然、社長は自社の経営、全社の「視点」「視野」「視座」にロックインされます。

◆出世するミドルとして、今日から意識したい「視点」「視野」「視座」

 言われれば当たり前のことなのですが、案外日頃意識していないのが、この、皆さんそれぞれが会社や組織内で位置づけられたレイヤー(階層)の「視点」「視野」「視座」にロックインされているということ。

 組織の役割とはそれぞれが配置された「視点」「視野」「視座」で物事を捉え考え行動することですから、決してそれが間違ったこと、悪いことではありません。逆に課長が課長の見方、部長が部長の見方をしている(留まっている)ことは、組織や役割が機能している証拠だとも言えるでしょう。

 しかし、時にそれが仇となったり問題となったりする。それは、戦後高度経済成長期における「先人と同じやり方をやれば良い」「アメリカなどで成功した事例を日本に持ってきて同じようにやれば良い」というような「昭和の企業組織の論理」が破綻して久しいからです。

 平成もいよいよ来年4月で終わりますが、この三十年の〈平成の企業組織の論理〉とはなんだったかと言えば、「正解のないところに、自分で仮説をぶつけ、正解を見つけていかなければならない」時代だったということに尽きます。これはポスト平成にも継承されるテーマに違いありません。

今回の社長を目指す法則・方程式

「カラーバス効果」

「カラーバス・スイッチ」を入れよ!