女性社員と一緒にライフプランとキャリアを考える 出産・育児と仕事を両立させるカギ (2/4ページ)

 妊娠したら、出世コースから外れてしまうのではないか。一度産休を取ったら、同じ部署には復帰できないのではないか。2人目を産みたいけれど、産休が明けてまたすぐに産休に入ったら職場に迷惑をかけるのではないか…。

 私の周りでも、好きな仕事でキャリアを築きたいけれど、出産を機にあきらめざるを得ない、あるいは逆に、キャリアを優先して妊娠に踏み切れない、という女性が少なくありません。仕事に情熱的な女性ほど、自分や周りに変化が起こることが「怖い」のです。

◆定期的に面談して信頼関係を築こう

 期待していた女性部下が突然、産休に入ってしまった。進行中のプロジェクトに欠員が出るが、彼女の復帰を待つべきか、新しいメンバーを入れるべきか、迷ってしまう。

イラスト:桜沢エリカ

イラスト:桜沢エリカ

 男性であるビジネスマンの皆さんからすると、こうした悩みは切実だと思います。

 私自身も経営者なので、よくわかります。出産自体は、当人はもちろんのこと周囲の同僚にとってもとても喜ばしいことなのですが、信頼できる女性社員が急に産休に入ってしまうと、人員配置に悩んでしまいますよね。

 どうすれば、このような問題を解決できるでしょうか?

 私がオススメするのは、「女性社員のキャリアとライフプランの設計を一緒に考える」ことです。

 上司として、女性部下がどんなキャリアを築いていきたいと思っているのか、何歳くらいで出産したいと考えているのか(あるいは予定がないのか)、仕事と子育てを両立するうえでどんな不安があるのか…といった相談に乗ってみる。

 定期的に面談をして信頼関係を築きながら、会社と女性社員、双方にとってベストな働き方を一緒に考える、ということです。もし自分でその話題を切り出すことが難しい場合は、管理職の女性社員に依頼するのも手だと思います。

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