小躍りする共産党
参院選で、この「革命政党」が2001年以来、12年ぶりに選挙区での議席を獲得する可能性が出てきた。ここ何年もの間「党勢後退」が枕詞(まくらことば)となっていたこの党の指導部が欣喜雀躍(きんきじゃくやく)するのも無理はない。6月の東京都議選で1997年以来、16年ぶりに議席を増やし「野党第一党」に躍り出た。2000年の志位和夫委員長(58)-市田忠義書記局長(70)体制発足後、国政選挙と準国政選挙たる都議選で後退を続け、「連戦連敗」を更新中だった。選挙後、毎度のように志位氏は頭を下げてきた(もっとも共産党にはトップが選挙の敗北の責任をとって辞任する“文化”はないが…)。都議選は志位・市田体制下での「初勝利」をもたらしたのだ。小躍りする志位氏はこう訴える。
「日本の政治はこの十数年間の『二大政党の政権選択』と『第三極』作戦という、日本共産党排除の2つの反共作戦を経て『自共対決』の時期を迎えている。反共作戦が破綻するのは古い自民党政治の土台が腐りきっているからだ。日本共産党の躍進は、2つの反共作戦を打ち破ってきた闘いの到達だ」