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カラッと上品な串揚げ 熱々はふはふ 洋燈館 楽珍 (1/4ページ)

2013.8.6 20:00

パン粉をつける前の具材の数々。ウズラ卵にベーコンを巻いたもの、ぎんなん、シイタケの肉詰めなど25種類のコース。ていねいに下処理された具材が、味や食感にリズムとハーモニーをかもし出す

パン粉をつける前の具材の数々。ウズラ卵にベーコンを巻いたもの、ぎんなん、シイタケの肉詰めなど25種類のコース。ていねいに下処理された具材が、味や食感にリズムとハーモニーをかもし出す【拡大】

  • 夏の食材、万願寺唐辛子には鶏ミンチに生姜を刻んだものが射込まれているので、ぴりりと刺激的な味
  • チーズの串揚げをそっと割っててみるとベーコンがゴロゴロ。にくい演出に驚かされる
  • 左から鱧(はも)の紫蘇巻き、アスパラ肉巻き、豚ヒレ肉。醤油、塩、ソースをつけてどうぞ
  • 長いカンターに揚げ場が2つ。頭上にはランプが揺れ、店内は大人の雰囲気=7月19日、京都市中京区
  • れんが造りにステンドグラス、串揚げの店とは思えないレトロな外観。7月末まで行われた祗園祭では「御神酒」奉納をした証しが貼られていた=7月19日、京都市中京区

 【京都うまいものめぐり】

 京都の繁華街、祇園と烏丸の間にありながら、町屋が並ぶ蛸薬師通に、串揚げ料理「洋燈館(らんぷかん) 楽珍(らくちん)」はある。その名の通り、静かな町並みに溶け込んだレトロなれんが造りのお店は、ステンドグラスがふんだんに使われ、いかにもランプの温かみが似合いそうだ。しっとりと落ち着いた店内も大人の雰囲気が漂う。厳しい古都の夏、店主自ら揚げてくれる串揚げをはふはふとほおばると、ビールがすすむこと請け合いだ。

 豚ヒレ肉の軟らかさ

 「舞妓さんがおちょぼ口で食べられるよう、全体に小ぶりに仕立てていますから、女性好みのはずですよ」と2代目店主の森信弘さん。

 1本目は、定番の豚ヒレ肉をさっと揚げてお皿に。香ばしいパン粉の香りを堪能した後、そっとソースをくぐらせて一口。豚ヒレ肉の軟らかさに思わず舌鼓を打つ。また、夏の京都に欠かせない食材を使った「鱧(はも)の紫蘇巻き」は、歯触りと香りの絶妙な組み合わせに笑みがこぼれる。万願寺唐辛子を輪切りにして、刻み生姜と鶏ミンチを射込んだ(詰め込むこと)「万願寺唐辛子とピリ辛ミンチ詰め」も上品な一口サイズ。

飽きさせない工夫

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