米CNNテレビなどによると、ポスト教授らのグループは2008年に研究開発を開始。幹細胞を栄養液に入れ、約3カ月で2万本の筋状肉に成長した段階で142グラムの挽肉状の人工牛肉に合成した。元は白色だったので赤色の根菜ビーツ(火炎菜)の汁とサフランで赤く色付けし、パン粉や卵を混ぜて本物のハンバーグ肉のように加工した。
製造開発費は約22万ポンド(約3300万円)。AP通信によると、資金は米グーグルの共同創業者、セルゲイ・ブリン氏(39)が提供した。ブリン氏は「(人工牛肉は今後)飛躍的な進化を遂げると楽観している」とビデオメッセージを寄せた。
お披露目を兼ねた記者会見には約200人の報道陣が詰めかけた。まずフライパンにひまわり油とバターをひき、この人工牛肉を焼いた後、バンズと野菜を添えた試食セットをボランティアの2人が試食した。