さらに、英オックスフォード大学の食料政策研究ネットワークの責任者、タラ・ガーネット氏によると、既に「全世界の14億人が標準体重を超えているか肥満である一方、飢えた人々も10億人いる」といい、食肉を含む将来の食糧不足は確実。人工牛肉のニーズは極めて高い。
また、人工牛肉の製造は、一般的な畜産牛の飼育に比べ、エネルギー使用量で45%、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの発生量で96%、必要な用地で99%、それぞれ少なく、環境にもやさしい。
人工牛肉が画期的な未来の食材として食卓に並ぶ日は来るのか。ポスト教授らは、製造コストを下げられれば今後10~20年で商用化できると見ており、「今後、分厚いステーキ肉の培養を成功させたい」と意気込んでいる。(SANKEI EXPRESS)