海上自衛隊の護衛艦「いずも」の進水式、命名式が横浜市磯子区で行われた=8月6日午後、ジャパンマリンユナイテッド磯子工場(桐原正道撮影)【拡大】
新たに進水した護衛艦いずもは「固定翼の戦闘機も搭載可能で、実際には軽空母だ」と主張した上で、「いずもを護衛艦と呼ぶのは、日本の高官が“私人の立場”と言って靖国神社に参拝するのと同じだ」と批判した。
さらに、「いずもは軍事大国に戻りたいという強烈な願望の象徴で、二十数隻の空母を保有し、米国人を殴ってクラクラさせた歴史を懐かしむ声なき叫びだ」と「いずも」の命名に強烈な拒否反応を示している。社説はその後も日本を非難した上で、「中国は本当の空母を発展させることで回答を示すだけだ」と、国産空母の建造が必要だとの結論に落ち着いている。(国際アナリスト EX/SANKEI EXPRESS)