「(汚染水問題に関して)あまり詳しく勉強していないわけで、何が本当の問題なのか勉強しないといけないと思う。東電が悪いのか、政府が悪いのか。軽々と言うほど私は勉強していないので…」
最大派閥の領袖(りょうしゅう)としては悠長なものである。忙しいはずのセンセイ方が避暑地に大挙し、じゃんけんをやっている暇があるのなら、汚染水問題をめぐる「勉強会」を開くべきだっただろう。
一方、安倍晋三首相(58)はといえば8月19日、東電が汚染水問題で記者会見をしていた最中にゴルフ場でクラブを振りまくっていた。その後は中東諸国を歴訪し、原発セールスにいそしんだ。
石原伸晃(のぶてる)環境相(56)は9月2日、ホラー映画「貞子3D2」の主役、貞子を大臣室に招き、大はしゃぎする始末だ。
国会は国会で国家の危機管理への真剣味が感じられない。野党側が汚染水問題をテーマに関係閣僚が出席する衆院経済産業委員会の閉会中審査を要求したが、与党側の主張で審議は先送りされた。