漫画の取材に協力したNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」の稲葉剛代表理事も評価する。「役所の窓口で申請を受け付けてもらえない“水際作戦”に遭ったり、受給してから後ろ指を指されたり-。当事者がどういう気持ちでいるかよく描かれている」
誰にでも受ける権利
実際に保護を受けている福島市のシングルマザー(35)は「まさにこの漫画の通り」と語る。
離婚後、生命保険の営業をしていたが、鬱病になった。8月から保護費が月4000円引き下げられたため、食費を削ったり固定電話を解約したりするつもりだ。
「まさか自分が生活保護を受けるとは思っていなかった。病気で働けない人まで後ろめたい思いをするのは納得いかないし、悲しい」