これに対し、AEG側は、元医師を選んだのはマイケルさん自身であるうえ、薬物依存を知っていたら、公演をキャンセルしていたなどと反論していた。
この日の評決では、AEGが元医師を雇ったと認定したものの、「正規の免許を持つ元医師がマイケルさんに危険を及ぼすと予見するのは不可能だった」として、AEGの過失責任を否定した。
プリンスさん「殺される」
計約50人に上る証人が出廷した裁判は、暴露合戦となった。遺族側では、長男のプリンスさん(16)が「死の直前、(AEGの幹部と)電話をした後に、『彼らに殺される』と話していた」と証言。一方、AEG側は、マイケルさんの元妻デビー・ロウさん(54)を証人として呼び、「既に1990年代から睡眠薬を使っていた」と、暴露させた。