石塚研究員は「昨年7月の九州北部豪雨の際、阿蘇山(熊本県)の斜面でも土砂崩れが発生していた。、映像で見る限り、今回も火山周辺特有の現象が生じた可能性がある」と話した。
夜間の誘導に課題
伊豆大島の大島町は台風26号が襲来しても住民に避難勧告や避難指示は出さず、防災無線での注意にとどめた。行政対応も被害を拡大させた可能性がある。
勧告や指示は、災害時や災害発生の可能性がある場合、住民に安全な場所への避難や屋内待避を求める措置で自治体の首長が発令。町によると、雨が強くなり始めた15日深夜、勧告や指示を出すか検討したが見送った。理由について川島理史町長は「激しい風雨で深夜の1時や2時に勧告すれば被害を増やす恐れがあった」と説明。16日午前3時半ごろに初めて、防災無線で「沢が氾濫し始めているので注意を」と呼びかけるのにとどめた。