東京・椿山(ちんざん)荘や全国のワシントンホテルなど約50のホテルなどを経営する藤田観光も、食材の産地表示を再度確かめるよう指示した。「『鮮魚』や『地元野菜』といった誤解を招きやすい表示があれば取りやめる」(広報担当)という。
≪安定供給困難、経費削減への圧力も≫
阪急阪神ホテルズによると、問題の発端は6月、東京ディズニーリゾートの3つのホテルが「車エビ」と表示しながらブラックタイガーを使うなどしていたことを受け、社内調査したことだった。一部のホテルが「偽装」に走ってしまう背景として、高級食材の安定供給が難しいことや、競争激化で高まる経費削減への圧力が指摘されている。