サイトマップ RSS

図書館には「共読」のための工夫がほしい 帝京大学の「黒板本棚」が先頭を切っている 松岡正剛 (2/5ページ)

2013.10.28 18:30

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)

【BOOKWARE】編集工学研究所所長、イシス編集学校校長の松岡正剛さん=9月14日、東京都千代田区の「丸善丸の内店内の松丸本舗」(大山実撮影)【拡大】

  • 【BOOKWARE_松岡正剛】BOOK_MEETS_BOOK

 しかしいま、多くの情報と知識は、ヴィジュアルな仕掛けととともに、ウェブネットワークの中でも自在にブラウジングできるようになった。アマゾンなどで本を買うユーザーもふえてきた。そのぶん、従来の図書館は古臭く、気取りすぎていて、鈍重なものに見えてしまうようになったのだ。このままでいいわけではあるまい。

 では、どうすればいいか。もっと本が恋しくなり、もっと本と親しめて、もっと本について語りあう気持ちが触発されるべきなのだ。それには、図書館は「共読」の感覚を広めるようにしたほうがいい。ぼくは、そう確信している。

 そもそも読書とは著者との一対一の共読行為である。それはむろんこれからもずっと続くことであるのだが、それだけでは足りない。本や読書を媒介にさまざまなコミュニケーションがおこり、大小のブックコモンズができていくべきだ。帝京大学の黒板本棚はその先取りの第一歩だった。

 本を孤立させるべきではない。読者は連帯を求めている。図書館は賑わいを待っている。

「ヨーロッパの歴史的図書館」「図書館:愛書家の楽園」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ