銀行は窓口へ預金をしに行くと笑顔で迎えられるが、ローンの申し込みでは、不愉快な思いをした人は多いのではないだろうか。その預金者も借り手も、謝罪会見では、「取引先」としてひとくくりにされてしまい、誠意ある謝罪はがなかった。当該幹部たちの報酬返上などは当然なことだし、「そんなことではすませない」と、男性たちの居酒屋談義や女性たちの喫茶店でのガールズトークでも話題になる。
さて、ドラマ『半沢直樹』は開始直後からクチコミで話題となり、終了後もテレビのワイドショーや新聞各紙が大きく取り上げ、NHKまでもが看板番組「クローズアップ現代」で、土下座の社会的変化を特集した。
だが、それら新聞やテレビは、ストーリー展開の面白さや役者の巧みな演技を称賛し、続編への期待のほか、中国や台湾でも「倍返し」と土下座が話題となっていることなどを紹介するだけだった。