事態打開の鍵を握るのは、首相とプーチン氏によるトップ会談だ。「首脳同士の信頼関係を生かし、プーチン氏の考えを根気よく変える」(外務省幹部)しか手はなく、首相は来年2月、ロシアでのソチ冬季五輪に合わせ訪露する意向だ。領土問題の次官級協議は、その直前に設定された。
「国際会議で短時間会うのではなく、プーチン氏とじっくり話す場を作れ」
ロシアに精通する首相経験者は、首相にこうアドバイスしているという。(SANKEI EXPRESS)
【日露2プラス2ポイント】
・アジア太平洋地域の安全保障問題を扱う多国間会議の場で協力
・海上自衛隊とロシア海軍の間でテロや海賊対処の共同訓練実施
・日本側は安倍政権が進める「積極的平和主義」を説明し理解要請
・岸田文雄外相の初の2プラス2は「地域の安定に寄与する」と述べ、ロシア国防相は「テロや大量破壊兵器、海賊といった新たな脅威に対する相互理解を新しいレベルに上げることができる」と意義を強調