サイトマップ RSS

特定秘密保護法案 「知る権利」の担保 自公足並み乱れ (1/4ページ)

2013.11.8 10:00

 ≪衆院で審議入り「報道の自由」明記≫

 機密漏洩(ろうえい)した公務員らへの罰則を強化する特定秘密保護法案は11月7日の衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りした。安倍晋三首相(59)は今国会会期内の成立に意欲を示したが、焦点は民主党など野党との修正協議、さらには法案成立の見通しに移っている。

 安倍晋三首相は7日の衆院本会議で、国家安全保障会議(日本版NSC)に実効性を持たせるため、特定秘密保護法案を今国会での成立に協力を求めた。設置の意義を「外国との情報共有は情報が各国で保全されることが前提だ。NSCの審議を効果的に行うためにも秘密保全に関する法整備が重要だ」と強調した。

 野党側は「国民の知る権利」を制約するとして懸念を強めた。首相は「バランスを考慮して法を適用する」と述べ、取材や報道の自由も「通常の取材行為は処罰対象にならないと明記している」と述べた。

 首相は、厳格に情報を管理するため2007年8月に定めた国の安全や利益に関する「特別管理秘密」について、昨年12月時点で約42万件存在することを明らかにした。その上で「特定秘密はさらに対象範囲を限定し、特別管理秘密よりも少なくなる」との見通しを示した。

民主党が提出した情報公開法改正案も審議入り

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ