左から駒沢れお、奥野衆英、前田智洋。「エ・ヴィ・ダンス」は類例がない構成のユニットだ(提供写真)【拡大】
パリ在住の日本人3人によって昨年結成されたユニークな3ピースユニット「エ・ヴィ・ダンス」が今月(11月)、全国14カ所で16公演の日本ツアーを展開中だ。好評だった3月の日本初演に続く第2弾で、世界に類例がないパントマイム、ギター、パーカッションという変則構成のメンバーは、順に奥野衆英(しゅう、38)、前田智洋(31)、駒沢れお(42)。いずれもそれぞれの道で独自の境地を開拓してきたつわものたちである。約1時間半の公演は7~10分の独立した9演目から成り、パントマイムと、それに合わせた音とリズムによって、人生の悲喜こもごもを熱っぽく表現している。
バンドのボーカル部分がパントマイムになったと考えればよいが、音が視覚化された言葉のない世界の緊張感はライブでなくては味わえない。会場で空間を共有すれば、あっという間に感動で涙腺が緩む不思議に気付くだろう。「パントマイムの神様」マルセル・マルソーの直弟子である奥野は、その理由を「表現が目と耳から飛び込み、思考を介さずストレートに右脳に働きかけるため」と説明する。
エ・ヴィ・ダンスとは仏語で「そして人生は踊る」の意で、ツアーのコピーは「パリ発、楽団の新定義 マイムと音楽、そして人生は踊る」。公演は11月27日まで、和歌山、静岡、長野、東京、横浜などであと11回。公式サイト、et-vie-danse.com/を閲覧のうえ、各会場へ。(SANKEI EXPRESS)