日蓮宗系の尼僧、鈴木日宣(すずき・にっせん)さん=7月10日、千葉県内(瀧誠四郎撮影)【拡大】
ワールドカップで日本が優勝した。オリンピックで日本人が金メダルをとった。表彰式に君が代が流れるなか、日の丸が厳かにあがりはじめる。心は高揚し、国歌が妙なる調べと聴こえ、国旗がとても美しいものに見えるその瞬間、あらためて日本を誇らしく思い、日本人として喜びが胸いっぱいに広がる-。そんな経験が誰にでもあることでしょう。それが私たちの心に素直に顕れてくる「愛国心」であり、「日本人の心」のほとばしりなのです。
揺るがぬ大きな自信
日本人ならば海外から「日本は素晴らしい国だ」と褒められたとき、喜びの心が起こらない人はまずいません。その時は「そうなの。私たちの国は素晴らしいのよ」と堂々と胸を張りましょう。ほら、国を誇らしく思うと、同時に自分にも自信がわいてきませんか。小さな自己にとらわれた自信はすぐに揺らいだり喪失してしまいますが、素晴らしい国家の国民であるという自信は「自分は日本人である」という意識に根っこを張り、少しぐらいのことで揺らぐことはありません。愛国心を持つことは「日本人の根っこを張る」ということなのです。