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【徳洲会事件】病床の虎雄氏主導 指揮系統にメス (2/5ページ)

2013.11.13 10:12

 11月第2週からは一度聴取した職員の再聴取を開始し、逮捕状取得に向けて詰めの捜査を進めた。その結果、頂点の虎雄氏の下に、現地で運動員を指揮した越沢徳美(こしざわ・なるみ)容疑者(50)とスターン美千代(みちよ)容疑者(46)が位置し、さらにその下に3つの選挙事務所のリーダー的立場だった石川一郎容疑者(58)らがいる「動員のピラミッド」が浮上。病状を勘案して虎雄氏の逮捕こそ避けたが、関係者の立件は不可欠と判断した。

 そんなピラミッドに支えられた毅氏は、任意の事情聴取に対し、選挙区に病院職員が集結していたことは認めたが、「経理は実務担当者に任せていた」と説明し、違法性についての認識を否定した。

 しかし、関係者によると、毅氏は虎雄氏の秘書時代に選挙区に入った経験があり、過去の運動員派遣の実情はある程度把握していたとみられる。

 法務・検察内部では「今回の派遣の違法性を知らないことはあり得ない」(検察幹部)という声もある一方、「実際に把握していたということを証明するには証拠がない」(別の幹部)との意見もあり、慎重に捜査を進めている。

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