最先端の施設で、科学委員による水中映像の撮影やトレーナーによる身体測定などが行われる。客観的なデータを示すことで、選手たちが自分自身の現状を把握する。そして、長所と短所を明確にすることで、課題を再認識し、今後の強化につなげていくのだ。
エリート合宿卒業生の今井月(るな)
このエリート小学生合宿の卒業生には、女子平泳ぎの中学1年生、今井月(るな)選手(本巣SS)がいる。1年前の合宿に参加し、女子のキャプテンも経験した彼女は、大きくステップアップした。合宿から半年後の今年4月に行われた日本選手権では、200メートルで3位と大躍進。10月に中国で行われた東アジア大会では、13歳とチーム最年少で日本代表に選ばれ、初めての国際大会で、いきなり2種目で銅メダルを獲得した。
今年も9月に、24人の小学6年生を招集し、3泊4日の日程で合宿が行われた。男子200メートル・バタフライで北京、ロンドンと五輪2大会連続銅メダルを獲得した松田丈志選手を育てた久世由美子コーチが中心となり、強化メニューが組まれた。