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【アメリカを読む】
「スターバックスはかつてないほどに猛烈なスピードで文字通り驀進(ばくしん)している。だがあえて言わせてもらいたい。それでもまだスタートに過ぎないのだ」
好業績のうちに終了した7~9月期の決算発表を10月30日に行ったスターバックス。会見した最高経営責任者(CEO)のハワード・シュルツ氏(60)からは、「超強気」ともとれる発言が飛び出した。
お茶専門店もオープン
今や押しも押されもしない米国を代表するコーヒーチェーン大手となったスターバックスだが、立ち止まることなく事業の拡大戦略を加速している。喫茶店のイメージから「進化」し、ファストフード店も意識した食事メニューの充実ぶりに加え、米本国では紅茶やフレッシュジュースの販売を強化。アジアや中南米など新興国市場にも出店攻勢をかけている。