ところで、「綾綺殿」という名前にはとびきりの由緒がある。実はこの場所、御所が現在地に移る前の平安~鎌倉時代、平安宮があった場所。その内裏にあった綾綺殿跡なのだ。宴が催されるときには舞台を設け、女性が舞を舞ったという。店の表にはその石碑が建っている。(文:山上直子/撮影:恵守乾/SANKEI EXPRESS)
■綾綺殿(りょうきでん) 京都市上京区浄福寺通下立売上ル、(電)075・801・3125。文政年間創業の老舗・山中油店がプロデュースするショップ&カフェ。古い京町家で山中油店のこだわり油を使ったメニューが楽しめる。とんかつ定食1080円、エビ&南蛮定食1180円、カツ丼850円、職人が手作りした特製パンを使ったパニーニ綾綺殿650円など。オリジナルのカフェメニューは、オリーブオイルなどをかけて組み合わせを楽しむバニラアイス450円、抹茶のカプチーノ「茶プチーノ」600円など。平日午前10時から午後8時30分、土日祝午前10時から午後6時。