■イラン核問題 2002年、イランの過去18年にわたる核開発計画を在米の反体制派が暴露した。国際原子力機関(IAEA)は11年、イランの核兵器開発疑惑を指摘。米欧など6カ国は、イランとの協議で軍事転用の恐れがある濃縮度約20%のウラン製造停止を要求し、イランは核の平和利用の権利承認を求めていた。13年9月、対話路線を掲げるイランのロウハニ大統領とオバマ米大統領の電話会談が実現し、交渉進展の期待が高まっていた。
【欧米とイランの合意骨子】
・双方は6カ月で合意を実行し、包括的解決に向けて交渉
<イラン側>
・濃縮度5%超のウラン製造凍結
・備蓄する濃縮度約20%のウランを核兵器製造に使えない形に加工
・西部アラクの実験用重水炉の建設中断
<6カ国側>
・自動車や石油化学分野の禁輸一時停止。原油売上金の一部送金容認
・6カ月間は新たな制裁を科さない
・イラン産原油の禁輸措置は維持