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潜在意識への異常な過信 本谷有希子 (1/4ページ)

2013.11.25 20:30

先月、コラムでエジプトのことを書いたので、行って来ました。ミニチュアのスフィンクスです=2013年10月27日(本谷有希子さん撮影)

先月、コラムでエジプトのことを書いたので、行って来ました。ミニチュアのスフィンクスです=2013年10月27日(本谷有希子さん撮影)【拡大】

  • 劇作家、演出家、小説家の本谷(もとや)有希子さん(事務所提供)

 【溝への落とし物】

 「自分のことはいいから」と最近よくつぶやくようにしている。

 つぶやくとは比喩(ひゆ)ではない。律義に、本当に声に出して言ってみるのだ。これはある麻雀師が語っていた、勝負の極意、のようなものである。

 他人によって自分は生かされている。つまり他の3人がいるからこそ、自分も一緒に麻雀ができるのだ、と大前提他者に感謝する。麻雀をしたことは数える程度しかないが、この言葉を聞いて、私はえらく感動した。そして私の生活にも、その素晴らしい精神が取り入れられないものか、と考えた末、とにかくことあるごとにつぶやいて、潜在意識に落とし込もうと考えてみたのである。

 私は日頃から、暗示に非常にかかりやすい。たとえば「食後2時間は血液が胃のほうに回るから、集中力が下がるらしいよ」と誰かに聞かされれば、途端にそんな気がしてくる。今までは何食わぬ顔で食事後も原稿に向かっていたのに、急に集中力が著しく低下した気がして「ああ、胃に血液が回ってる。ああ、回ってる」と仕事が手に付かなくなるのだ。睡眠前におなかに食べ物を入れると眠れなくなる、とささやかれれば、おもしろいほどその通りになる。

「自分のことはいいから」と

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