ロシア通信の記事は、人口が減少しているロシア極東地域への中国人の大量流入や、中国海軍によるオホーツク海への進出など、対中牽制論の論拠となっている中国の北方への影響力拡大については一切触れておらず、英字紙への十分な反論とは言い難い内容だ。
ロシア政府は外交の場では、中国の軍事圧力への懸念などについては一切言及しない姿勢を貫いている。中国との関係は経済的にも軍事的にもロシアにとり死活的に重要で、ロシア通信の報道も、その姿勢が反映されている可能性が高いと言えそうだ。
「北方領土」に手助け?
一方、今回の2プラス2は北方領土問題解決を目指す日本側の取り組みの一部であり、その動きが中国の存在により加速していると指摘する記事もあった。