<日本の将来のことを考えると、国債発行残高や福島第一原発からの汚染水など、憂慮すべき深刻な問題がいろいろとある。(中略)最も憂慮すべき深刻な問題は、(中略)「初等算数科教育法」を履修する“大学生”が、小学生が習う算数を理解していないことなどは、教育職員免許法の制定時に誰が想像できたことであろうか。このような想定外の深刻な現状こそ、正に“レベル7”と言うしかない>(145ページ)
芳沢先生が鳴らす警鐘に警鐘に真摯(しんし)に耳を傾けるべきだ。(作家、元外務省主任分析官 佐藤優(まさる)/SANKEI EXPRESS)