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【OECD学習到達度調査】日本の15歳「脱ゆとり」で学力向上 (3/4ページ)

2013.12.4 09:30

 「9年前のPISAショックで日本は目が覚めた。教職員組合の要望も強く、それまではゆとり一色だったが、このショックで潮目が大きく変わり、省内からもゆとり政策への批判が出るようになった」と、文部科学省幹部が打ち明ける。

 PISAショックとは、04年に公表された03年調査のことだ。初回の00年調査で日本の国際順位は数学的応用力が1位、科学的応用力が2位、読解力が8位とトップクラスだったが、03年調査で数学6位、読解14位と急落。教育政策の見直しを求める声が高まった。

 文科省では1980年代から、学習内容を徐々に削減する路線をとってきた。2002年には授業時間の3割削減と完全週5日制が導入され、本格的なゆとり教育が始まった。

生徒の学力状況が明らかになり、学校現場に教育改善の機運が高まった

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