このため、かつて韓国がメダルを独占していた状況からは一変し、多くの国がメダルを獲得している。これまでのメダル獲得国が延べ33カ国もあることからわかるように、世界ではメジャーな競技として、年齢や性別に関係なく広く普及している。
試合は道衣に防具を着け、フルコンタクト制で行われる。ポイントは、蹴りが胴の防具に当たれば1点、頭部に当たれば3点が入る。回転しながら蹴るといった巧みな技で胴に当てると、2点が入る。有効打点は、足での攻撃が顔面を含む腰から上の部分、拳での攻撃は胴だけだ。
コートは8メートル四方で、コートの外縁部はマットが赤色になっていて、ここに両足が出てしまうと、「警告(キョンゴ)」となり減点される。国際ルールの試合時間は、男女ともに2分×3ラウンド。1ラウンドごとに1分のインターバルがある。(今週のリポーター:明治大学 有志学生記者 安藤大貴/SANKEI EXPRESS)