被災3県では、岩手のいじめ認知件数が前年度の6.9倍、宮城が6.2倍、福島が4.7倍といずれも全国平均(2.8倍)より高く、文科省では「震災と直接の因果関係があるかは不明だが、生徒児童のストレスが高いのは事実」としている。
いじめの認知件数をめぐっては、いじめ自殺が社会問題化するたびに急増し、その後減少していく傾向が繰り返されており、継続的な取り組みが求められる。
≪認識、各県で隔たり 「格差」80倍以上≫
12月10日発表した問題行動調査では、都道府県によっていじめの認識が大きく異なる実態が改めて浮き彫りになった。冷やかしなど軽微な事案をいじめに含めるかどうかで各県の判断は分かれており、文科省では「認識にばらつきが出ないよう、調査方法のあり方を検討したい」としている。
2012年度の調査結果によると、1000人当たりのいじめの認知件数は全国平均14.3人で、前年度(5.0人)の約3倍。最大は鹿児島の166.1人で、最少の佐賀(2.0人)の80倍以上に上った。