カーリングのソチ冬季五輪世界最終予選最終日は12月15日、ドイツのフュッセンで女子の五輪出場決定戦が行われ、日本の北海道銀行がノルウェーに10-4で勝ち、2位で最後の10チーム目の枠を獲得した。女子の日本勢は5大会連続の五輪出場で、北海道銀行の5選手がそのまま五輪代表になる。チームを五輪へと引っ張ったのは、2002年ソルトレークシティー五輪(8位)、06年トリノ五輪(7位)に出場し、一度は第一線を退いたものの、ともに結婚、出産を経て現役復帰した小笠原(旧姓・小野寺)歩(あゆみ)選手(35)と船山(旧姓・林)弓枝選手(35)の「カーママ」2人だった。
「最高の形になった」
6点差がつき、最後の第10エンドをギブアップしたノルウェーの選手から握手を求められると、小笠原はその場にうずくまった。「頭が真っ白になって…。信じられなかった」。北海道銀行は五輪へのラストチャンスでノルウェーに圧勝。「チーム青森」のメンバーとして2度の五輪に出場した小笠原と船山が中心となって11年4月にチームを結成してから約2年半で大舞台への切符をつかみ、全員が涙を浮かべて抱き合った。